29日午前11時20分ごろ市原市姉崎の日本板硝子千葉事業所の作業員から「ベルトコンベヤーで同僚が灰の下敷きになった。意識と呼吸がない」と消防に通報がありました。
消防によりますと、40代と50代の男性4人が高温の灰をかぶって病院に搬送されましたが、このうち50代の作業員が死亡しました。
ほかの3人は足や腕にやけどを負いましたが、命に別状はないということです。
千葉事業所では住宅やビルの窓ガラスなどを製造していて、警察や会社によりますと、4人は製造工程で出る排ガスを処理する装置の中にたまった灰などを取り除く作業をしている最中だったということです。
警察が事故の原因を詳しく調べています。