兵庫県の元・西播磨県民局長が作成した斎藤知事にパワハラの疑いがあるなどと告発する文書をめぐり、県議会では2日、法律に基づく強い調査権を持つ「百条委員会」が開かれました。
そして今月23日と30日に委員会を開いて証人尋問を実施し、このうち30日には斎藤知事に出席を求め、告発文で指摘されたパワハラの疑いなどについて質疑を行うことを決めました。
2日間の証人尋問では、知事のほかに職員など10人に証人として出席を求めることにしていて、証言する精神的な負担などを考慮して23日はすべてを30日については一部を非公開にして実施することにしています。
一方、2日の委員会では7月31日から実施している職員を対象にしたアンケートについて1日の午後5時までに3500人以上から回答が寄せられていることが報告されました。