2日午後3時45分ごろ、札幌市白石区東札幌の病院の建設工事現場で、「70トンほどのクレーン車が倒れた」と工事関係者から警察に通報がありました。
警察によりますと、倒れたのはアームの長さがおよそ30メートルの70トンのクレーン車とみられ、クレーン車の運転手が腰の痛みを訴えているものの、このほかにけが人はいないということです。
NHKが撮影した映像ではクレーン車が倒れ、近くの片側2車線の道路を覆うようにふさいでいるのが確認できます。
工事の施工を行っている建設業者によりますと、クレーン車は資材をつり上げる作業を終えて移動しようとした際に倒れたとみられるということで、警察が詳しい状況を調べています。
現場は地下鉄東西線の東札幌駅から南東に300メートル余り離れた住宅街の一角で、付近では規制線が張られるなど、一時騒然としました。