広島県尾道市の無職、沖本幸俊容疑者(40)は、2日午前5時半ごろ、近所に住む80歳と54歳の女性を車ではねてけがをさせたとして、殺人未遂の疑いで逮捕されました。
警察の調べに対し容疑者は、「車をぶつけるなどしたことは間違いない」などと説明していることが分かっていますが、さらに「目に入った女性がいたので殺そうと思ってはねた」などと供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。
この直前には容疑者の42歳の妻が自宅で刃物のようなもので刺され、搬送先の病院で死亡していて、警察は容疑者が妻を刺したあと、車に乗り込んで女性2人をはねたとみています。
警察は、当時の詳しい状況や妻が死亡したいきさつについても調べることにしています。