乳がんは女性の9人に1人がなるとされ、治療のために切除した乳房を再建する手術には公的な医療保険が適用されます。
再建には患者自身の脂肪などを移植したり、シリコン樹脂製の人工乳房を使ったりする方法がありますが、患者の支援団体によりますと、再建したあとにどんな状態になるのか不安だといった相談が多く寄せられるということです。
このため団体では、実際に乳房再建の手術を受けた人をモデルにした写真集を京都の出版社と制作することになりました。
撮影は写真家の蜷川実花さんが担当し、2月1日から団体のウェブサイトでモデルの募集を始めるということです。