東京 板橋区にある日本大学医学部附属板橋病院は、入院病棟の中に新型コロナの患者専用の入院エリアを設けています。
病院によりますと
▽重症患者や妊婦など向けの病床8床のほか
▽中等症向けの19床を確保していて
2月1日の時点で
▽重症病床に5人
▽中等症の病床に9人がそれぞれ入院しているということです。
ほかの病気で入院することになり、その際に新型コロナへの感染が分かるケースや、高齢者施設で感染が広がって入院するケースが多く、入院患者の多くは高齢者だということです。
一方で、高齢者以外にも基礎疾患のある人や、ワクチンの接種回数が少ない人、最後に接種してから長期間たった人の入院も目立つということです。
病院では、今後、さらに感染が拡大して入院患者が増えることを危惧していて、最大で35床まで拡充できるよう準備を進めているということです。