西本被告は去年9月、宮崎市で知り合いの女性の腕などを引っ張りホテルに連れ込んで性的暴行をしけがをさせたとして逮捕・起訴されました。
去年12月に保釈され、今後、裁判が行われる見通しです。
宮崎市議会の事務局によりますと西本議員は20日、議長あての辞職願いを提出し、22日に開かれた市議会の各会派の代表者会で前本尚登議長が22日付けで辞職を許可したことを報告しました。
市議会は去年9月の逮捕のあと、辞職勧告の決議を全会一致で可決しましたが西本議員はこれに応じませんでした。
欠席が続きながらも議員報酬が支払われていたため、議会は去年11月に、議員が逮捕・勾留された場合、報酬の支給を停止する条例改正案を可決し、支払いはいったん停止しましたが、12月に保釈されてからは再開していました。
逮捕からこれまでに西本議員に支払われた議員報酬は412万円余りに上ります。
市議会の前本議長は「こういうことが二度と起こらないよう、議員の責務を再確認するとともに、市政発展のために今の議員たちでより一生懸命、議会活動につとめていきたい」と話しています。