去年4月の埼玉県議会議員選挙で初当選した日本維新の会の中村美香氏は、3か月以上県内の同じ市町村に続けて住んでいた実態がないとして当選を無効とした県選挙管理委員会の決定を取り消すよう東京高等裁判所に求め、訴えが退けられたことから、最高裁判所に上告していました。
県選挙管理委員会によりますと、最高裁判所は3月15日付けで上告を退け、当選の無効が確定しました。
日本維新の会埼玉県総支部はホームページを通じて、「信頼に応えられない結果となり心よりおわびする。指導が不足していたことを重く受け止め、再発防止に努める」などとするコメントを出しました。
県選挙管理委員会は19日、次点だった立憲民主党の小森克己氏の当選を決めました。