7月31日から運用を再開したのは、浪江町津島地区の双葉警察署津島駐在所です。
31日は式典が行われ、吉田栄光町長が「警察官が駐在することは、住民にとってこの上ない安心につながります。津島地区への帰還と移住が進むことを期待します」とあいさつしました。
駐在所がある津島地区は、原発事故のあと帰還困難区域に指定され、立ち入りが厳しく制限されてきましたが、地区の一部は「特定復興再生拠点区域」として、先行して除染などが進められ、去年3月末に避難指示が解除されました。
解除された地域には、6月末現在で10世帯の18人が暮らしているということで、警察は、安全と安心の確保に努めたいとしています。