「盛岡さんさ踊り」は、踊り手たちが太鼓を打ち鳴らしながら踊る東北を代表する夏祭りの1つです。
47回目を迎えることしは、いずれも去年より多いのべ203団体、およそ2万5000人が参加します。
盛岡市の中央通では、午後6時にパレードがスタートし、「ミスさんさ踊り」の5人が先頭で華麗な踊りを披露しました。
続いて地区や会社、学校などの団体ごとに色鮮やかな浴衣を着た踊り手たちが、太鼓や笛の音に合わせて「幸せを呼ぶ」という意味が込められた「サッコラ、チョイワ、ヤッセ」というかけ声をかけながら練り歩きました。
地元の子どもたちが参加している団体もあり、パレードを見に来た人たちは一生懸命に踊る姿に拍手をしたり動画を撮ったりしながら声援を送っていました。
見物に来た盛岡市の9歳の男の子は「みんな一生懸命動きをそろえて踊っていて、暑かったけど見に来てよかったです」と話していました。
花巻市の72歳の男性は「毎年楽しみにしているので、『ことしもようやくきた』という気持ちです。娘が踊りに参加しているので見るのが楽しみです」と話していました。
「盛岡さんさ踊り」は1日から4日まで開催され、最終日には名物の太鼓のパレードと、締めくくりとして参加者と観光客が一体となって踊る『大輪踊り』が行われます。