都はことし1月、小学生から高校生の保護者2000人を対象に、子どものSNSの利用状況などについてアンケート調査を行いました。
それによりますと、子どもがSNSで知らない人とやりとりしたことがあると答えた割合は
▽小学校の低学年で22.6%
▽小学校の高学年で14.2%
▽中学生で18.4%
▽高校生で20.6%となりました。
このうち、顔や体の写真や動画を送信したり受信したりしたと答えた割合は
▽小学校の低学年で33.6%
▽小学校の高学年で21.1%
▽中学生で18.5%
▽高校生で6.8%と
小学校の低学年が最も高くなりました。
都の担当者は「幼い子どもは危険性が分からないまま裸や下着姿の写真を送ってしまうケースもある。トラブルや犯罪被害から子どもを守るため、SNSの利用ルールを家庭内で決めたり、有害サイトにアクセスできなくするフィルタリング機能を設定したりするなど対策をとってほしい」と呼びかけています。