トランプ前大統領は17日、大統領選挙の激戦州である中西部ミシガン州で、大規模な集会を開きました。
この2日前にはトランプ氏がゴルフをしていた場所の近くで、銃を所持していた男が拘束されていて、選挙集会は事件以来、初めてです。
演説でトランプ氏は事件について触れ、「とてもよい経験となっている。大統領職は危険な仕事だから安全を保たなければならない」と述べました。
そして、ハリス副大統領と電話で話をしたことを明らかにすると、会場からはブーイングが起きましたが、トランプ氏は「とてもよい電話だった」としたうえで、「感謝はするが、われわれは、この国を取り戻さなければならない。勝ってアメリカを再び偉大にする」と支持を訴えました。
トランプ氏は、前日の16日にはSNSへの投稿で、バイデン大統領やハリス氏による自身への批判が事件につながったという認識を示し、民主党側を非難していました。