宮内庁によりますと、愛子さまは、9月28日の午前に新幹線で金沢市に入り、馳知事から能登半島地震からの復興状況について説明を受けたあと、車で志賀町に向かわれます。
愛子さまが、お一人で地方での公務に臨むのは初めてで、志賀町では、被災したスーパーや飲食店などが、8月から9月にかけて出店した道の駅にある仮設商店街や、ボランティアの受付会場などを視察されます。
翌日は、多くの旅館やホテルが被害を受けた能登半島を代表する観光地、七尾市の和倉温泉を訪ねて、復興支援の一環として開かれる女子選手のテニス大会を観戦したあと、地元伝統の祭りの再興に向けた取り組みなどについて説明を受けられます。
能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県には、天皇皇后両陛下が、ことし3月と4月に訪問して被災した人たちを見舞われたほか、秋篠宮ご夫妻も、それぞれ公的な団体の総裁として訪問されています。