今月19日、宮城県の古川駅と仙台駅の間で、東北新幹線の上りの「はやぶさ」と「こまち」が時速およそ315キロで走行中に連結部分が外れ、自動的にブレーキが作動して緊急停車しました。
JR東日本の新幹線で走行中に連結部分が外れるのは初めてでした。
その後、JR東日本が車両の調査を行ったところ「こまち」側の連結部分の近くにある空気を通す管のスイッチの裏などから、金属製とみられる数ミリほどの異物が多数みつかったことがわかりました。
このため、異物が影響して連結部分が外れた可能性があるとみてさらに調査を進めています。
JR東日本はこれまで、「はやぶさ」と「こまち」のいずれの車両も、先月行った検査では、連結部分に異常は確認されておらず、盛岡駅で行われた連結作業も通常どおりだったと説明しています。