9月29日夜11時ごろ、横浜市鶴見区にある「生見尾踏切」でベトナム国籍で区内に住むブオン・バン・ロンさんが(26)東海道線の電車にはねられて、死亡しました。
現場の踏切はJRの在来線3路線が通るために長さが40メートル余りあり途中には、渡りきれない人などのために遮断機で区切られた待機できるスペースが設けられています。
このため渡りきるにはこの待機スペースを横断する構造となっていますが、警察によりますと、防犯カメラの映像や電車の運転士の話などから、死亡した男性は、スマートフォンを操作しながら踏切の中に入り、待機できるスペースの手前で、下りた遮断機の前にいたところはねられたということです。
こうした状況から警察は、待機する場所を誤った可能性があるとみて、当時の状況を調べています。
警察によりますと、この踏切ではことし4月にも今回と同じ場所で50代の男性が電車にはねられて死亡する事故が起きているということです。