日本郵便の発表によりますと、来年 令和7年用の年賀はがきについて、当初の発行枚数を10億7000万枚にします。
これは前の年の当初の発行枚数の14億4000万枚より3億7000万枚、率にして25%減りました。
減少率は比較できる平成16年用以降、最も大きくなっています。
電子メールの普及などを背景に、年賀はがきの発行枚数は平成16年用の44億枚余りをピークに減少傾向が続いています。
ことし10月には、はがきが63円から85円に値上げされることが決まっていて、値上げによる需要の落ち込みを見込んで当初の発行枚数を大幅に減らしたとしています。
会社は年賀はがきの売れ行きが想定を上回った場合には追加で発行することを検討するとしています。
来年用の年賀はがきは11月1日に販売が始まります。