再逮捕されたのは、東京 千代田区のコンサルティング会社の代表 南元貴容疑者(37)ら6人です。
警視庁によりますと、2020年から2021年にかけて、キャッシュレス決済サービス「LINE Pay」で2400回、合わせておよそ11億8000万円の架空の取り引きを繰り返し、3500万円分のポイントをだまし取ったとして、電子計算機使用詐欺の疑いが持たれています。
「LINE Pay」は当時、決済額に対して、1%から8%のポイント還元を受けられ、南代表の会社からスマートフォンなどの商品を購入したように装う手口で繰り返しポイントを受け取っていたとみられています。
調べに対し、いずれも容疑を認めているということです。
6人は「au PAY」で1億7000万円分のポイントをだまし取ったとして、去年11月に逮捕、起訴されていました。
警視庁は南代表が「ポイ活」と称して仲間を募り、90人ほどで不正な取り引きを繰り返していたとみて実態の解明を進めています。