逮捕されたのは、神奈川県相模原市に住む縫製業、河西和智容疑者(49)と、妻で縫製作業員の河西理果容疑者(50)、それに、中国籍で縫製業の董月紅容疑者(44)3人です。
警視庁によりますと、去年8月から11月にかけて、中国人10人を雇い入れ、神奈川県大和市と東京 町田市にある3つの縫製工場で違法に働かせたとして、出入国管理法違反の不法就労助長の疑いが持たれています。
10人のうち6人はこの工場での就労資格がない技能実習生で、ほかの4人は在留資格の期限が切れていたということです。
河西和智容疑者が経営者とみられ、工場の幹部とみられる董容疑者がSNSで従業員を募集していたとみられるということです。
調べに対し「就労資格のない人は雇っていません」などといずれも容疑を否認しているということです。