愛知県長久手市にある愛知医科大学によりますと、大学入学共通テストを利用する医学部の入学試験でパソコンの操作ミスがあり、本来は2次試験に進んでいた受験生80人について誤って2次試験の受験資格がないと判定していたということです。
2次試験の受験資格者は今月8日に発表されていましたが、その後、SNSで「自己採点で、合格した友人より自分のほうが点数が高いのになぜ不合格なのか」という趣旨の投稿が相次ぎました。
このため大学が調べたところ、大学入試センターから提供された出願者の成績を大学の所定の様式に入力する時にミスがあったことが19日になって分かり、20日、受験生に連絡したということです。
大学は、22日に行われる2次試験の受験資格があることを伝えたうえで、22日に受験できない人は今月25日などに受けられるよう検討しているということです。
愛知医科大学は「受験生にご迷惑をおかけしお詫び申し上げます。今後チェック体制を見直し二度とこうしたことが起きないようにしたい」としています。