宮城野親方は弟子の元幕内 北青鵬が後輩力士2人に暴行を繰り返した問題で監督責任などを問われて、2月に日本相撲協会から2階級降格と報酬減額の懲戒処分を受けました。
宮城野部屋については、春場所では同じ伊勢ヶ濱一門の玉垣親方が師匠代行を務めていますが、4月以降は一門で預かったうえで、宮城野親方に師匠 親方としての指導などを行うことになっていて、10日午後、元大関 魁皇の浅香山親方が協会の執行部に、一門で検討した方法案を報告しました。
関係者によりますと、宮城野親方と部屋付きの間垣親方、所属する力士などを、それぞれ一門内の別の部屋に移籍させる案などが報告されたということです。
一門が宮城野部屋を預かる期間は未定で、今後の協会と一門との協議などでこの案が決まれば、宮城野部屋は当面、閉鎖の状態となります。