22日、文部科学省の教科書検定に関する審議会が開かれ、今回の検定で申請された中学校103点と高校1点のあわせて104点の教科書のうち101点が、文部科学省の検定意見による修正を経て合格しました。
今回の検定では中学校の技術で1点が不合格となったほか、中学校の歴史の教科書2点が「検定手続きの精査が必要」だとして、合否が決定しない「未了」となりました。確認できる範囲では過去に例がないということで、後日、結果を公表するとしています。
合格した教科書は、ことしの夏に各地の教育委員会などが採択し、来年4月から全国の中学校で使われます。