糸島市教育委員会によりますと、今月8日、市内の中学1年生の女子生徒およそ40人が参加する水泳の授業に、生徒5人が4分ほど遅刻しました。
この際に生徒が遅刻の理由として校舎の昇降口から屋外プールまで移動に3分ほどかかることをあげたということです。
このため、女性教員は移動時間を実際に靴を履いて確かめるよう指示したところ、一部の生徒がはだしでアスファルトなどの上を移動したということです。
翌日、保護者から話を聞いた地域の人から糸島市教育委員会に連絡があり、学校が生徒に聞き取りを行ったところ、水ぶくれができるなど足の裏にやけどを負った生徒が21人いたということです。
女性教員は授業に参加した生徒や保護者に謝罪をしたということで、糸島市教育委員会は「連帯責任として捉えられてもしかたがなく、不適切な指導だった。再発防止に努めたい」としています。