「エア・ドゥ」によりますと、7日午後、羽田空港から釧路空港に向かっていたエア・ドゥ73便が、釧路空港の天候不良で着陸ができなかったため、上空で旋回していたところ、機体の油圧系統にトラブルが見つかったということです。
このため、目的地を女満別空港に変更して着陸しましたが、その後、誘導路上で動けなくなりました。
NHKが女満別空港に設置しているカメラでは、午後7時前、けん引車が機体を駐機場まで移動させ、乗客が降りてくる様子が確認できました。
女満別空港では、滑走路などに機体から漏れたとみられるオイルの跡があり、確認作業のため、終日滑走路を閉鎖するということです。一部の便に目的地変更などの影響が出ています。
「エア・ドゥ」によりますと、今回のトラブルによるけが人はいなかったということで、機内にいた143人の乗客への対応については、宿泊費のほか、目的地だった釧路までの交通費を負担するということです。