8月31日の夕方、JR横浜駅に直結する商業施設の12階部分にある屋上広場から17歳の女子高校生が転落し、友人と歩道を歩いていた横浜市の32歳の会社員の女性が巻き込まれ2人は死亡しました。
通勤や通学などで多くの人たちが行き交う駅前の現場には、花や飲み物などが供えられていて4日も朝から花を手向けたり手を合わせる人の姿が相次いで見られました。
通勤で毎日、付近を通るという30代の女性は「自分も巻き込まれたかもしれないと考えると怖いという思いもあるが、亡くなった2人のことを考えるとつらい気持ちになる」と話していました。
また、献花に訪れた70代の女性は「多くの観光客も訪れる横浜でこのような事故が起きて驚いたが、ひと事ではないと感じた」と話していました。
警察によりますと、屋上広場には転落防止などのために高さおよそ2.5メートルのガラス製の柵が設置されていて、目撃した人の話などから女子高校生はみずから乗り越えたとみられるということです。
警察は当時の詳しい状況を調べています。