9日午前9時ごろ、船橋市の住宅で「強盗と鉢合わせたようだ」とこの家に住む高齢の夫婦の娘から警察に通報がありました。
警察によりますと、住宅の鍵が壊されていて、夫婦の話や現場の状況から2人組の男がここ数日のうちに押し入ったとみられるということです。
夫婦は「現金900万円を奪われた」と説明していて、70代の妻は胸などを強く打って骨折しているということです。
調べによりますと2人組は黒い目出し帽をかぶり、上下黒っぽい服を着ていたということです。
現場はJR津田沼駅から北西に1.6キロほど離れた住宅地で、警察は押し入った2人組がけがをさせて現金を奪いそのまま逃げたとみて、被害の確認を進めるとともに、強盗傷害事件として行方を捜査しています。
この事件とは別に首都圏ではSNSで集められた「闇バイト」を実行役にした強盗傷害事件などが相次いでいて、警察はことし8月以降に東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県で発生した少なくとも7件の事件について、関連を捜査しています。