厚生労働省によりますと去年11月に申請された生活保護の件数は全国で2万1972件で、前の年の同じ月に比べて539件、率にして2.5%増えました。
生活保護の申請件数は11か月連続で前の年の同じ月を上回っています。
また、去年11月に新たに生活保護の受給を始めたのは、1万9816世帯で前の年の同じ月に比べて1.5%増えました。
生活保護を受給している世帯は全国で165万3002世帯です。
厚生労働省は「申請件数が前の年を上回り続けているのは、新型コロナの影響が長期化したことや物価高騰の影響などで貯蓄が減少していることが影響している考えられる。生活に困っている人はためらわずに自治体の窓口に相談してほしい」としています。