12日正午すぎ、大阪 西区北堀江にある汚水を下水処理場に送るための「抽水所」と呼ばれる施設で、「爆発音がした」と消防に通報がありました。
この施設は大阪市が管理するもので、消防車20台余りが出て、火はおよそ15分後にほぼ消し止められましたが、警察によりますと、大阪市の職員を含む30代と40代の男性、合わせて4人がけがをしました。
このうち3人が病院に運ばれました。いずれも軽傷とみられるということです。
市によりますと、当時、施設では、においを防ぐためにマンホールの隙間を埋める工事が行われていて、作業の後、排水ポンプを試運転したところ、爆発が起きたとみられるということです。
この施設は、大阪メトロ千日前線の西長堀駅から西におよそ200メートルの集合住宅などが建ち並ぶ地域にあり、警察と市が当時の状況を調べています。