今月13日と14日に行われた大学入学共通テストの本試験を受けられず、今週末の27日と28日に行われる追試験の対象となった人は1629人となっていて、前身の大学入試センター試験を含め過去4番目に多くなっています。
その詳しい理由を24日、大学入試センターが公表し、最も多かった理由はインフルエンザの感染で495人でした。
新型コロナの感染は366人で去年の5分の1になりました。
去年は濃厚接触者も合わせたコロナによる対象者数は2100人余りでしたが、ことしは大きく減少しました。
このほか、かぜが205人、胃腸炎が147人などとなっています。
また、能登半島地震で被災し本試験を受けられなかった人も19人が対象となっています。
追試験は、東京、埼玉、千葉、京都、大阪の5つの会場と、能登半島地震を受けた特例措置として、石川県の金沢大学で行われます。