2022年6月、茨城県内にある当時住んでいたアパートで、生後数日の長女を浴槽の湯に沈めるなどして殺害したとして、群馬県中之条町の無職、森田大和容疑者(24)が19日、殺人の疑いで逮捕されました。
これまでの警察の調べで内縁の妻がことし3月に妊娠がわかった際、受診した病院に「今回の子は第2子で、長女は預けている」と話していたことがわかっています。
その後、容疑者と妻が長女の所在を調べていた地元の役場の担当課に対して「うちではお金がないから面倒を見ることができないので知人に預けた」と説明していたことが役場関係者への取材でわかりました。
担当課は複数回にわたって聞き取りを行いましたが、預け先についてはっきりと答えなかったため、警察に「所在が確認できない幼児がいる」と通報したということです。
容疑者は調べに対して長女の殺害を認めているということで、警察が動機や詳しいいきさつを調べています。